子育てと仕事を両立したいワーママに立ち塞がる4つの壁の乗り越え方(育児復帰の壁、3歳の壁、小1の壁、小4の壁)
出産、子育ては結婚し家庭を持つと考えなければいけない問題です。
結婚したとしても個人として自立するために仕事を続けていきたい、仕事がやりがい生きがいのため続けていきたい。そう考える方は多いと思います。
仕事と子育てを両立したいワーキングマザーの方はそう考える方も多いと思います。
ワーキングマザーが子育てをしながら仕事を続けようと思った場合に4つの壁があります。
ワーキングマザーの前には、育休復帰の壁、3歳の壁、小1の壁、小4の壁です。
育休復帰の壁
育休復帰の壁とは、育休から復帰するタイミングで、子育てを優先せざるをえなくなり職場に戻れない事をいいます。
3歳の壁
1歳〜2歳を対象とした小規模保育園を選択した場合、せっかく保育園に入れたのに1年も経たずに、卒園後の新しく保育園を探さないとないといけません。
1歳〜2歳を対象とした小規模保育園の卒園後に保育園を新たに探さないといけなくなり、見つからない場合は仕事を辞めざるをえません。
これを、3歳の壁と呼びます。
また、時短勤務が3歳終わる会社の場合、3歳以降にフルタイムで就業しなくてはならなくなります。
そのタイミングで保育園の迎えが難しくなり、仕事を辞めざるを得ない場合もあります。
小1の壁
延長保育などがある保育園から小学生の入学することで、帰宅時間が早くなります。小学1年生になって学童に入れない場合に仕事を諦めざるを得ない状況となります。
これを、小一の壁と言います
また、学童保育も6時で閉園してしまう事から残業なども難しくなります。学童保育所によっては、小1の場合は迎えが必要な学童保育所もあり、仕事の継続が難しくなる場合もあります。
小4の壁
学童保育所によっては、入所できる子供のキャパシティがあります。低学年を優先される場合もあり、小学4年生から学童保育所に入れなくなる場合もあります。そのような場合に仕事を諦めなくてはいけない状況になります。
これを小4の壁といいます。
また、精神的な発達から他の子との比較で劣等感を持つようになる場合もあります。そのフォローのため仕事と子供のフォロー2つの板挟みに合う場合もあります。
ワーキングマザーの壁を越えるには
ワーキングマザーとして壁を超えていくためには、周りの理解を得ないと解決しないというのが現状です。
行政からのサポートだけでは、壁を越えるのは難しいです。
仕事を続けていくには、会社の制度や理解、パートナー、両親や親族のサポートが欠かせません。
また、子供の進路なども大きく影響してきます。
一人で抱え込んでしまうのでなく、周りの方も同じ想いですので、相談をしてみるといいです。
1つ1つの壁の乗り越え方を紹介していきます。
育休復帰の壁の乗り越え方
育休復帰の壁を乗り越えるためには、パートナーとの育児の分担が重要になります。そのためには、パートナーに育児に関しての理解を深めてもらうのが重要です。
「逃げるは恥だが役に立つ」の2021年の年始のスペシャルでもありましたが、パートナーが「育児を手伝う」という意識ではなく、「夫婦で育児をする」。星野源さんの「恋」の歌詞にもある「夫婦で超えていけ」とあるように「夫婦で子育てという壁を超えていく」という意識を持つといいと思います。
また、「逃げるは恥だが役に立つ」にもありましがた、パートナーに男性育休を取得してもらうというのも選択肢の1つです。